甲は五行のうち陽の木に該当します。十干干支のうち最初の干支となります。上に最初に書く干支なので、天の字を付けて天干と呼びます。22干支は自然現象を観察し、人間も自然の一部であるため、人間を説明するための道具として導入されたものです。なので、干支を考える時に一番大事なのは、自然のどの部分からこの干支を取ったのかという点です。 甲が最初の干支というヒントから始めていきます。「最初というのは始まりという意味」。つまり、芽が出るもの…それがこの甲の意味です。初めの現象のことであり、 また一番最初という意味もありま ...